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歯の根っこの虫歯

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歯の根っこが虫歯になりやすい理由
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新浦安ブライト歯科・歯科医師のDr.Ayaです。歯の豆知識ブログは、私が定期的に更新していきます。 「歯に関するこんな情報を書いてほしい」「お口に関して、こんな事が疑問」というご意見やご感想がありましたら、是非、遠慮なく当院にお伝えください! リクエストにお応えして、どんどん増やしていきます★ 今後もチェックしてみて下さいね!
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歯の根っこはなぜ虫歯になりやすいの?

なんで歯の根っこだけ、ひどい虫歯になるの?

ハテナ君

それは根面の構造と組成が関係しているのです。

根面はセメント質と象牙質からできていますが、セメント質はごく薄いため、すぐに細菌の酸で破壊されてしまいます。

そして、むき出しになった象牙質はエナメル質より歯の成分が溶け出しやすく、その結果、歯冠部は無事でも根面だけが虫歯になってしまうのです。

アヤ先生

歯冠部よりも弱いんです。

根面が虫歯になりやすい理由

  1. 根面の象牙質を多くセメント質がごく薄いこと。
    歯冠部の場合、厚みがあり硬いエナメル質が鎧のように象牙質を覆っていますが、根面では、ごく薄いセメント質がコーティングしているだけです。
    その厚さは薬用オブラートと同程度の20ミクロンほど。そのためセメント質は細菌の出す酸によりたやすく溶かされてしまい、すぐに内部の象牙質が露出してしまいます。
  2. 象牙質はエナメル質よりも酸に弱く、成分が溶け出すpHが高いこと。
    私たちのお口の中は飲食ごとにお口の細菌の酸によりpHが下がります。
    一定のpHを下回ると歯の成分が唾液中に溶け出す(脱灰といいます)のですが、この現象が起こるpHがエナメル質と象牙質では違います。

歯が溶けるpH

虫歯

溶け出すスタートラインは、エナメル質が5.5で、象牙質は6.4。

つまり、今までエナメル質では溶け始めなかったpHでも象牙質は溶け始めてしまうのです。

このように、根面はすぐに象牙質がむき出しになり、しかも象牙質は歯の成分が溶け出しやすい性質があります。

歯冠部は虫歯一つないのに、気づかないうちに根っこの方が虫歯になっているというケースが起こりうるのはこのためなのです。

歯の構造からわかる根が弱い理由

根面はセメント質+象牙質

歯の構造からわかる根面う蝕

歯冠部では、厚みのある硬いエナメル質が象牙質を覆っています。一方、歯根部では象牙質はごく薄いセメント質でコーティングされているだけです。

 

まとめ

根面が虫歯になりやすいわけその1

セメント質がすぐに破壊されるから

ブライト君

セメント質の構造

象牙質を覆うセメント質の厚さはわずか20ミクロンほどでエナメル質のように象牙質を保護する役目は期待できません。

実際、根面う蝕の発症が目で確認できるころにはすでに細菌の出す酸によりセメント質が破壊され、象牙質に達しているのが普通なのです。

根面が虫歯になりやすいわけその2

象牙質はエナメル質より早く溶け出すため

ブライト君

歯が解けるpH

エナメル質はpH5.5。象牙質はpH6.4から脱灰がはじまります。

つまり、エナメル質なら溶け始めないpHでも、象牙質は溶け始めるということです。

これは細菌の数だけでなく、酸性の飲み物にもあてはまります。

歯の根っこは歯冠部よりも虫歯になりやすいことは盲点かもしれません。

しかし、このメカニズムを知って、根も大切にケアすることを日ごろから心がけましょう!

アヤ先生

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