2017/12/25

歯周病と歯肉炎の境目

 
歯と歯周組織の構造

この記事を書いている人 - WRITER -
新浦安ブライト歯科・歯科医師のDr.Ayaです。歯の豆知識ブログは、私が定期的に更新していきます。 「歯に関するこんな情報を書いてほしい」「お口に関して、こんな事が疑問」というご意見やご感想がありましたら、是非、遠慮なく当院にお伝えください! リクエストにお応えして、どんどん増やしていきます★ 今後もチェックしてみて下さいね!
この記事の所要時間: 223

<どこからが歯周病?>

歯周病とは、歯を支えている歯肉や歯槽骨などの歯周組織が細菌によって侵される病気です。たかが歯の病気とあなどってはいけません。

全身へも取り返しのつかないほど大きな影響が現れる怖い病気です。

しかし、突然歯周病が現れるわけではありません。

必ず、初期の症状があり、それを経過して歯周病となっているはずです。健康な歯肉を取り戻すことが可能な時期もあります。

いち早く黄色信号をキャッチするためにも、歯周病の初期症状である歯肉炎との境目を確認しましょう。

歯と歯周組織の構造

◆歯肉

歯肉は歯を支えるだけではなく、その下の組織を守る役割があります。内部には毛細血管が張り巡らされ、新鮮な血液が流れています。

万が一、細菌や毒素が入り込んでも白血球が体内への侵入をガードします。

◆歯根膜

歯根膜は歯と歯槽骨の間にあって、両者をつなく役目をしています。

コラーゲンを作る細胞があって、歯周組織に弾力やみずみずしさを与えてくれます。

大変、新陳代謝の活発な組織でここでも歯をガードしてくれます。

<自覚症状のない間が歯肉炎>

これらのガードをすり抜けて入り込んだ歯周病菌は、強力な毒素で歯肉を傷つけます。歯肉は炎症を起こし赤く腫れ、時には出血もあります。

これが歯肉炎です。言い換えると、歯周病の第一段階です。ほとんど痛みはありません。

歯肉炎を治療せずに放置していると炎症が歯根膜や歯槽骨などの歯周組織へ広がり、どんどん深くなる歯周ポケットの奥深くで、歯周病菌をはじめとする細菌が増殖し続けます。

そのころには、おそらく歯は動揺が始まりぐらぐらしてくることでしょう。ここまで進行すると、すでに歯周病です。

つまり、歯肉炎は歯周病への一過程です。歯周病になる人は必ず、歯肉炎になっています。

しかし、決して歯肉炎になる全ての人が歯周病になるわけでは無いのです。

<定期的な歯科健診で進行ストップ>

歯肉炎の段階で踏みとどまれば、歯周病に進むことは無いのです。

どうすれば踏みとどまれるか。それは定期的な健診をうけることです。

毎日のブラッシングができているか、プラークが残っていないか、歯石が溜まっているか、など私達専門家がチェックして、クリーニングする事で、進行は食い止められるのです。

痛くならないうちに、予防のために通うのが歯科医院であることをどうぞお知り置きください。

ブライト君

 

この記事を書いている人 - WRITER -
新浦安ブライト歯科・歯科医師のDr.Ayaです。歯の豆知識ブログは、私が定期的に更新していきます。 「歯に関するこんな情報を書いてほしい」「お口に関して、こんな事が疑問」というご意見やご感想がありましたら、是非、遠慮なく当院にお伝えください! リクエストにお応えして、どんどん増やしていきます★ 今後もチェックしてみて下さいね!
 

Copyright© 新浦安の歯医者|歯科の豆知識 , 2016 All Rights Reserved.