院長ブログ

マウスウォッシュって意味あるの?

投稿日:2021-01-14 更新日:

The following two tabs change content below.
新浦安ブライト歯科、院長の久後佑介です。 私は日本歯周病学会認定医として、日本人の成人80%以上が罹患しているといわれる歯周病学に精通し、地域の皆様のお口の中の健康向上に寄与したいと思っております。 こちらのブログでも、最新歯科治療情報や海外の歯科治療についてもご紹介していきたいと思いますので、宜しくお願い致します。

最新記事 by 院長 久後 佑介 (全て見る)

みなさん、こんにちは。

新浦安ブライト歯科院長の久後佑介です。

マウスウォッシュって効果がない??

歯磨きがめんどくさい時など、マウスウォッシュだけで済ませたりしていませんか??

結論からいうとマウスウォッシュだけでは、全く効果がありません。

なぜ効果がないのか説明したいと思います。

 

1、歯の汚れはバイオフィルムが形成されているから

バイフィルムとは・・・「バイオフィルムとは微生物の集合体のことです。数種の細菌がコミュニティーを作って増殖した膜状のもので、細菌が外的要因(薬剤、体内の免疫反応、口腔内の環境変化など)から身を守るために作ります」(https://systema.lion.co.jp/shishubyo/glossary/b_biofirm.htmより引用)

????

まぁ・・・簡単にいうと、台所の排水溝とかがヌメヌメしていますよね。あとは、川底にある石とか苔とか生えてヌメヌメしてますよね。

細菌や微生物が、協力して簡単に流されたりしないようにあのヌメヌメを形成しているんです。

川なんて結構流れがきつい部分もありますが、それでもバイオフィルムを形成することで、彼らも必死に生き抜いているんですね。

そんなバイオフィルム、台所の排水溝のヌメヌメを掃除するときは、みなさんどうしますか?

水を流したぐらいではヌメヌメしたものは落ちませんよね。

おそらく、たわしや、使用済み歯ブラシなどで掃除することが一般的ではないでしょうか?

同じように、口腔内のバイオフィルムに対しても、物理的に除去していくしか現在のところ方法がないのです。

2、薬剤の効果として弱いから

現在様々な種類のマウスウォッシュが発売されていると思います。

これは、マウスウォッシュに限ったことではありませんが、日本の薬事法という法律の中で、効果が認められるものだとしても、市販薬に入れられる濃度というのは決まっております。

市販薬の歯磨き粉で言うと、最大1500ppmのフッ素が入っておりますが、歯医者さんでのよく使うフッ素剤には9000ppmとおよそ6倍の濃度のものが一般的です。

当然、濃度が高くなると効果も高くなりますが、正しい知識なしに使うと危険なこともあるので、市販薬は万が一誤った使い方をしても問題がでないように調整がされていることが多いのです。

もちろんすべての市販の医薬品がそうであると言うことではありません。(ロキソニンなど)

また、仮にすべての虫歯菌や、歯周病菌を完全に、死滅させるような薬剤があったとして、それを口腔内に入れた場合どうなるでしょうか?

あまりに強力すぎて、もしかすると歯茎なども溶けてしまうようなことがあるかもしれません。

いずれにせよ、あまり強力すぎる薬というのは、一方でリスクになるので、市販薬としては販売されにくいのです。

 

3、どうやって使えば効果的なの?

以上のことから、マウスウォッシュは、単体での使用には効果があまり期待できません。

マウスウォッシュの目的は、口腔内に浮遊している細菌に対して、効果を与えるということが理解としては正しいでしょう。

そのため、まずは、通常通り、歯ブラシでバイオフィルムを破壊した後に、さらに、マウスウォッシュでうがいなどをすることで、効果的にマウスウォッシュの役割を引き出すことができるでしょう。

マウスウォッシュには清涼感が感じられるように、アルコール製剤が入っていることが多いので、そういった清涼感があるからといって、歯の表面の汚れが落ちていないので、しっかり歯ブラシをすることがやはり1番重要なのですね。

 

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter で新浦安ブライト歯科をフォローしよう!

The following two tabs change content below.
新浦安ブライト歯科、院長の久後佑介です。 私は日本歯周病学会認定医として、日本人の成人80%以上が罹患しているといわれる歯周病学に精通し、地域の皆様のお口の中の健康向上に寄与したいと思っております。 こちらのブログでも、最新歯科治療情報や海外の歯科治療についてもご紹介していきたいと思いますので、宜しくお願い致します。

最新記事 by 院長 久後 佑介 (全て見る)

新浦安ブライト歯科ホームページへ

-院長ブログ
-, , , , , , ,

Copyright© 新浦安の歯科、歯医者「新浦安ブライト歯科」ブログ , 2022 All Rights Reserved.