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装置が見えない??

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院長 久後 佑介
新浦安ブライト歯科、院長の久後佑介です。 私は日本歯周病学会認定医として、日本人の成人80%以上が罹患しているといわれる歯周病学に精通し、地域の皆様のお口の中の健康向上に寄与したいと思っております。 こちらのブログでも、最新歯科治療情報や海外の歯科治療についてもご紹介していきたいと思いますので、宜しくお願い致します。
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こんにちは、新浦安ブライト歯科 院長の久後です。

今日は、歯並びを整える治療(矯正治療)について説明したいと思います。

見えない矯正(歯並び治療)って何?

みなさん、矯正治療で一番嫌なことはなんですかね?

お金がかかる?いたそう???

まぁそういったこともあるとは思うのですが、おそらく一番は、金属の治療装置が見えるのが嫌なんじゃないでしょうかね?

矯正装置が見えずに治療できたらなぁ・・・・ということ要望にお応えして昨今、人気を集めているのがマウスピース矯正と呼ばれるもので、マウスピースをはめておくだけで歯が動くと話題です。このシステムの素晴らしいところは、マウスピース自体が透明なので、装着していてもほとんど他の人に気づかれないということもありますが、取り外しができるため、歯ブラシや、食事の際に不快感が少ないということも挙げられます。

このまま、マウスピース矯正の説明を行く前に、矯正装置の流れをみなさんと共有し、いかに歯科業界が「見えない装置」ということに努力を続けてきたかというのをご説明させていただきたいと思います。

 

まずは、最も一般的な矯正装置としていわゆるワイヤー装置があります。こちらですね。そもそも、矯正の始まりは、指で押してたら歯が動いたみたいな嘘みたいな本当の話から、研究がすすみ、緩い力をかけ続ければ歯が動くことがわかりました。

 

そこで、ガタガタの歯に金属のワイヤーを曲げて通せば、ワイヤーが元に戻ろうとする力で動くのではないか?ということで、ワイヤー矯正が始まりました。歯は、表面がツルツルなので、ワイヤーが固定できません。そのため、ワイヤーを歯に固定するために、使う装置を「ブラケット」と呼びます。我々、専門家の間ではワイヤー矯正のことをブラケットを利用した治療になるので、「ブラケット治療」と言います。

 

ここから、矯正医による器具をなんとか見えなくする方法の模索が始まりました。

矯正装置は「ワイヤー」と「ブラケット」の2つからなりますから、それらをどのように見えなくするかということです。

 

装置を透明にする

透明なワイヤーやブラケットにすればいいということですね。

ブラケットにおいては、プラスチックのものはありますが、もろく壊れやすいので、どうしても力がかかる部分は金属で補強しなければなりませんので、完全にクリアにできませんでした。ワイヤーは現在までに透明な金属が開発されていないので、問題の解決はできませんでした。

装置を白くする

透明にできないなら白くしてみようということで、歯と同系色のワイヤーやブラケットを作ってみました。ワイヤーは金属に白いコーティングをかけることで解決でき、ブラケットは、セラミックの素材を使うことで、白さと強度を実現できました。

しかし、ワイヤーに施したコーティングは使用すると徐々に剥げていき金属色が見えるようになり、完全に解決することはできませんでした。

 

ワイヤーとブラケットを使わない

色で見えにくくすることは限界だということで、そもそも見えるところに装置をつけなければいいじゃないかということで、舌側矯正治療が開発されました。

つまり、歯の裏側にワイヤーとブラケットをつけてしまえば、見えなくなるということです。

非常に良さそうですが、ただでさえ見えにくいお口の中で、さらに裏側につけるのは非常に高い技術力が必要です。また、治療期間が一般的に長くなりやすいことと、装着感が表側につけるより悪くなります。

マウスピースを利用する

こういう流れの中で、画期的なマウスピース矯正が生まれました。

そもそもワイヤーとブラケットを使用しないでも、弱い力が持続的にかかれば動く原則に基づけば、問題がすべて解決されるということです。

 

さらにこのマウスピース矯正は、それぞれの治療経過を全世界の歯科医師からデータを集めてビックデータとして解析を進めています。そのおかげで著名な先生の治療経過を見ることができ、矯正科医を目指す歯科医師にとっては、素晴らしい教材とはなりますが、その先に、ビッグデータを解析して、あらゆる治療モデルを学習し、診断も全て自動的にやってしまうことで、歯科医師を抜きにして、患者と直接やりとりをすることで価格もかなり抑えることができるという話があるみたいです。

 

患者さんにとっては、喜ばしいように思えるかもしれませんが、生体の反応というのは想像以上に個人差がありますので、なかなかマニュアル通りにやってもうまくいかないことが多いので、ごくごく簡単な症例ではそのようなことがあるとは思いますが、専門家の診断がなければ理想の結果を得ることは難しいと思います。

 

いずれにしても、機械に負けないように日々努力して、技術を積み重ねていきたいものですね。

 

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