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マイクロスコープの世界

投稿日:2020-04-02 更新日:

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院長 久後 佑介
新浦安ブライト歯科、院長の久後佑介です。 私は日本歯周病学会認定医として、日本人の成人80%以上が罹患しているといわれる歯周病学に精通し、地域の皆様のお口の中の健康向上に寄与したいと思っております。 こちらのブログでも、最新歯科治療情報や海外の歯科治療についてもご紹介していきたいと思いますので、宜しくお願い致します。

画像は、https://peraichi.com/landing_pages/view/yoshida-nextvisionより引用

こんにちは。新浦安ブライト歯科 院長でございます。

本日は、歯科用顕微鏡のお話をさせていただきたいと思います。

歯科用顕微鏡とは?

我々の業界ではマイクロスコープとも言いますが、小学生の頃に使ったことがあるかもしれないあの顕微鏡の1種ですね。

顕微鏡は、とても小さな世界を見る際に、利用する道具でお馴染みですが、それを歯科治療に生かしてみようということです。

従来から歯科用顕微鏡は存在していましたが、今回発売されたヨシダのネクストビジョン(nextvision)というものは、今までのものとは1味違います。

簡単にいうと、顕微鏡というより、非常に高性能なカメラという位置づけになるかと思います。

 

 

どういう点が違うのか3つの点で異なるところがあるので解説したいと思います。

 

1、術者と歯科助手が顕微鏡の視野を共有できる

従来、歯科用顕微鏡は、一般的な顕微鏡と同じで、レンズを覗いた人にしかその世界が見えませんでしたが、こちらは、近くのモニターにの顕微鏡視野の様子を映し出すことができるため、歯科助手の方と画面を共有することができます。これは非常に大きなことです。

なぜなら、歯科治療は、歯科助手の治療補助との阿吽の呼吸で、進めることが多いため、常に歯科医師が次にどのような処置を行うか予想しながら治療補助を行うことでスムーズに治療が進みます。

従来の顕微鏡では、歯科医師の先生がどのような処置を今行なっているのかが、顕微鏡視野を共有することができなかったため、歯科助手側に、高度な治療補助技術が必要とされていました。

ネクストビジョンでは、処置の様子をモニター越しに共有することができて、スムーズに治療の補助を行うことができるようになりました。

また、インプラント手術や、親知らずなどであれば、他の歯科医師とも当然術中も共有することができますし、診療技術の向上が見込めます。

 

2、ネクストビジョンは、顕微鏡というより、高性能な口腔内カメラ。

理科のお話に戻りますが、従来の顕微鏡の場合、見るための設定が複雑に存在します。人によって、目と目の間の距離も違いますし、目の良さも違います。そのため、毎回使う人に合わせて、瞳孔間距離やピントを調整して使わなければならなかったのですが、今回のネクストビジョンは、顕微鏡というより、カメラなので、カメラは、撮影者によって設定を変えることはありませんので、非常に使いやすいです。被写体に合わせて設定を変えさえすれば、従来の顕微鏡とほぼ同様の視野を確保することができます。

 

3、アーム部分の自由度が高い

 

従来の顕微鏡の場合、動かせる範囲が非常に狭いため、口腔内を見る際にどうしても歯鏡に写して見ることが多かったのですが、ネクストビジョンは、アームの自由度も高いので、見たままの視野(直視)で治療する部分が大幅に増えました。鏡に写して治療するというのは、鏡に映った姿を見て、文字を書くのが難しいように、多少の慣れが必要となりますが、直視ができるようになることで、実像のまま治療を行えるため治療精度が上がります。

 

以上の3点が次世代の顕微鏡とも言える、ネクストビジョンの特徴でした。

 

もちろん、従来の顕微鏡の方が有利な部分もたくさんありますが、今後、次世代とも言える、口腔内カメラ型の歯科用顕微鏡の開発が、各社メーカーで進むものだと私は思っております。

今後のさらなる開発に期待したいと思います。

 

 

 

 

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