DH.倉持のブログ

子供の虫歯

投稿日:2020-02-19 更新日:

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倉持 綾乃

倉持 綾乃

歯科衛生士 Dental Hygienist新浦安ブライト歯科
患者様に安心して当院へ来院して頂けるよう、患者様に寄り添いながら丁寧な対応をしていきたいと思っております。そして患者様の健康を維持する手助けが出来る様、日々努力して参りますので、至らない部分もありますがどうぞ宜しくお願い致します。
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こんにちは!歯科衛生士の倉持綾乃です。

最近、「ちゃんと磨いているのにどうして虫歯になるんですか?」という質問をよく受けます。

なので今回は虫歯についてお話ししようと思います。

どうして虫歯になる?

歯の表面はエナメル質という体の中で最も硬い組織で守られています。また、唾液によっても守られています。ところが虫歯菌が口の中にたくさんいると食べ物に含まれる糖を栄養にして酸を作り出し、エナメル質を溶かして虫歯になります。

歯の表面に付着したプラーク(歯垢)は虫歯菌が糖と出会うことで作られるネバネバした物質で、食べかすというより細菌の集団です。プラークが作られてすぐは歯ブラシで取り除くことができますが、時間が経つとバイオフィルムという膜へと変わってきます。バイオフィルムで覆われた歯は強い酸により歯の表面が溶け出し虫歯になりやすくなります。いつも同じところに磨き残しがあると、その部分は虫歯になりやすくなります。

歯に穴があいたら虫歯?

虫歯には穴があいてない状態と穴があいている状態の2つに分類されます。初期の虫歯はまだ穴はあいておらず、歯の表面が溶け出し脱灰が起こった状態です。わかりやすくいうと、歯の表面に白斑がみられる状態です。痛みもないので気づきにくいですね。このような初期虫歯に対しては自宅でのセルフケアと歯科医院でのプロフェッショナルケアを組み合わせることで、歯を回復させます。一方、穴があいてしまった歯は自然に治ることはなく治療をする必要があります。なので、初期虫歯の段階での対応がすごく大切になります。家庭での正しい歯磨きや歯科医院でのクリーニングを行い、進行を抑制しましょう。

虫歯になりやすい所は?

一般的には唾液が届きにくいところは自浄作用が働きにくいので虫歯になりやすいと言われています。年齢別にみると、前歯が生え揃う1歳頃は上の前歯の唇側に、乳歯が生え揃う2歳半~3歳では汚れの残りやすい噛む面の溝に、4歳~5歳では奥歯の歯と歯の間が虫歯になりやすいです。なので、4、5歳になったら歯ブラシだけでなく、デンタルフロスも使って歯と歯の間もケアする必要があります。また、生え途中の歯は他の歯よりも低い位置に歯があり磨きにくいので注意が必要です。

子供と大人の虫歯は違う?

子供は大人以上に虫歯予防が大切です。その理由の1つが「歯の生える時期」です。乳歯も永久歯も生えたばかりの歯はすごく柔らかくスポンジのようなイメージです。スポンジのように唾液中のフッ素やリン、カルシウムなどを積極的に吸収する反面、酸によって簡単に溶けてしまうという危険もあります。そのため、歯が生え始めてから2~3年は虫歯になりやすい時期と言われています。また、乳歯のエナメル質は永久歯の半分くらいと薄いので、永久歯よりも進行が速いです。さらに、子供の虫歯は大人と比べて虫歯の進行による自覚症状(痛い、しみるなど)が明らかではなく、痛みを訴えるころには虫歯がかなり進行していることが多く、治療のタイミングが遅れ、重症化することになります。

磨いているのになぜ?

歯はとても複雑な形をしています。特に奥歯の歯と歯の間や見えにくい面は、ちゃんと磨いているつもりでも磨ききれてないことが多いのです。つまり「なんで磨いているのに虫歯になるの?」という質問に対しては「磨いている事と磨けている事は必ずしも一致しない」ということが挙げられます。特に乳幼児による歯磨きでは効果を期待するのは難しく、保護者による仕上げ磨きがとても大切になります。なので定期検診で磨けている所、磨けていない所をチェックすることが重要です。

虫歯予防

シーラント

奥歯にある「小窩裂溝」とよばれる溝は磨きにくく、虫歯になりやすいです。なので、この溝をプラスチック樹脂で一層埋めることで、溝が滑らかになり虫歯の予防が期待できます。しかし、シーラントをすれば虫歯にならないという訳ではありません。溝をなめらかにすることで歯磨きをしやすくし、虫歯予防をしやすくすることが本来の目的です。あくまで「予防」ということを忘れずにしっかり歯磨きをしましょう。

フッ素

前回お話ししましたが、フッ素には歯を強くし、丈夫な歯を作る効果があります。ほとんどの歯磨き粉にはフッ素が含まれているので自宅でもセルフケアできます。歯科医院では安全ですが高濃度のフッ素を塗布することができますので定期的にフッ素塗布することをおすすめしています。

歯ブラシの選び方

虫歯予防をするうえで、歯磨きの重要性はもちろんのこと、磨き方だけでなくどんな歯ブラシを使えばいいのかも気になりますよね。3歳までの歯磨きは保護者の仕上げ磨きが中心になります。仕上げ磨き用の歯ブラシは、毛の部分が小さく柔らかめのもの、持ち手から毛の部分までが少し長めのものがいいかと思います。奥歯までしっかり届くものを選びましょう。鉛筆を持つ形で歯ブラシも持ちましょう。

仕上げ磨きの持ち方

子供用の歯ブラシは、毛の部分が小さく、少し硬めのものがいいと思います。1番の目的は歯磨きの習慣をつくることです。子供でも持ちやすいように持ち手が太めのものがおすすめです。

まとめ

いかがでしたか?

子供の虫歯は進行が速く、初期虫歯では痛みもないので普段から子供の歯をよく観察することが肝心です。

みなさんも定期的に検診を受け、虫歯になりにくい環境を作っていきましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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