こんにちは!DH徳丸です。
私は小さい頃、親がマウスウォッシュをよく使ってるのを見てました。ミント味=大人(お兄さんお姉さんが使えるもの)というイメージがあり、当時大人に憧れがあった私は、使用したいと思い使ってみたところ…辛い!!!とビックリした記憶があります。
味覚に対して敏感な子供さんにマウスウォッシュは果たして適してるか、気になり記事にしました。危険性やデメリットに触れていきます。( ´∀`)
使用してるご家族の方是非チェックしてみてください!
目次
マウスウォッシュとは?
マウスウォッシュは、厳密には洗口液のことを指します。※液体歯みがきとは別のものです!使う際は商品ラベルを確認してください!
マウスウォッシュを正しく使うにはどうすればいい?
洗口液
洗口液はお口の中を洗い流す目的で使われるものです。歯みがきができない状況下では、洗口液を使うと簡単な口内ケアになるといいます。ただし、ブラッシングほどの効果はないため、しないよりはした方がいい程度に捉えておいてください。
洗口液は本来ブラッシングのあとに使うものです。細菌が繁殖するのを防ぎ、製品によってはお口の中が乾燥するのを防ぐ効果があるものもあります。
酸性度の高い飲食物は、歯を溶かしてしまうことがあります。そのため、マウスウォッシュも中性に近い、刺激の少ないものを選ぶと良いでしょう。
液体歯みがき
液体歯みがきは、ブラッシングに使う歯みがき粉と同じように歯を磨くために使うものです。お口全体に行き渡らせてから歯を磨くのがおすすめです。ペースト状の歯みがき粉に比べて研磨剤も入っていないので、歯を傷つけるなどのリスクが減らせます。
洗口液と液体歯みがきを比べると、その目的と使用するタイミングが違うことがおわかりいただけるでしょう。
刺激が強すぎる可能性
子どもの歯は表面がやわらかく溶けやすいため、マウスウォッシュなどの外的刺激の影響を強く受けてしまう可能性があります。子ども用のマウスウォッシュも販売されていますが、年齢が適切か確認してみてください!
お口の中の細菌類のバランスを崩す
お口の中には、虫歯菌や歯周病菌などの悪さをする菌以外に、よい働きをする常在菌も存在します。その常在菌がいることで虫歯菌が抑制されているケースもありますが、マウスウォッシュを使うことでその必要な常在菌までダメージを受けてしまう可能性がゼロではありません。
マウスウォッシュで発症する病気がある?
マウスウォッシュの成分によっては、体調が悪いときやアレルギー体質の人は異常が出やすいこともあるので注意が必要です。口の中に発疹やかゆみ、腫れ、痛みなど普段と違う症状が出たら使用を控えて様子をみましょう。
⭐️口腔カンジダ症
体調が悪いときは免疫力が落ちていろいろな 不調が出やすいものです。その一例として、口腔カンジダ症があります。免疫力が落ちたり、唾液量が減ってしまったりすると口内の常在菌バランスが崩れ、口腔カンジダ症になる可能性が高まると言われています。
このような場合に、アルコール入りマウスウォッシュは刺激が強すぎる恐れがあるので、使用しないほうが賢明です。
お口の中の粘膜に白いコケのようなものが表れたり、熱い飲み物などを飲んだときにヒリヒリと痛くなったりするのが特徴です。強い痛みなどがあるわけではありませんが、最初はお口の一部にあったものが、全体へと広がっていくこともあるようです。
もし心当たりがあれば、マウスウォッシュの使用はすぐにやめて、歯医者さんに相談するようにしてください。
歯みがきをした気分になってしまう
強い刺激のあるマウスウォッシュは、歯みがきをしなくても爽快感が得られてしまいがちです。そのため、「歯みがきをしなくてもいいかな」という気持ちが芽生えやすく、そのまま歯みがきせずにマウスウォッシュに頼ってしまうケースがあります。
そうすると歯についた汚れがそのままになり、その結果虫歯を引き起こしてしまう原因となります。
マウスウォッシュのみは虫歯は予防にならない!?
マウスウォッシュだけのケアを習慣付けても、虫歯の予防にはほとんど効果がありません。原因となるバイオフィルムに成分が隅々まで浸透しないからです。
そのため、毎日のデンタルケアにマウスウォッシュの習慣を取り入れるより先に、きちんと歯みがきをする習慣を身につけることの方が大切です。
将来的にも歯みがきとデンタルフロスを使った予防の方が、虫歯を防ぐことにつながるということを覚えておきましょう。
口臭予防のつもりが口臭の原因に!
アルコールなどの刺激が強い成分が入っているマウスウォッシュは、唾液を減少させる原因になることがあります。
口臭は雑菌などが繁殖して発生することが多く、それを一掃するためにマウスウォッシュを使う人が多いのですが、実は口臭を防いでくれている唾液の分泌まで阻害してしまうことがあるため、結果的にはまったく口臭予防になっていないケースがあるのです。
マウスウォッシュは基本的には必要ない
基本的にマウスウォッシュは絶対に必要とはいえないケアアイテムです。子どもの虫歯予防には特に歯みがきとデンタルフロスと併用してケアするのが効果的です。
マウスウォッシュだけをして歯みがきをしないなどのケアは絶対にやめましょう。
まずは歯みがきとデンタルフロスのケアを徹底してから、その余力でマウスウォッシュを取り入れるくらいのつもりでいてください。あくまで補助的なケアアイテムとして捉えましょう。
フッ素の使用後にマウスウォッシュは?
虫歯予防に有効なフッ素塗布治療をした場合、フッ化ナトリウムを主成分とするマウスウォッシュを使用すると相乗効果があるとも言われています。
使用方法を確認し、念のため歯医者さんに確認しておくと良いでしょう。
まとめ
お口の中をすすぐだけの簡単ケアができるマウスウォッシュですが、あくまで虫歯予防の基本は丁寧な歯みがきが重要です。
もしマウスウォッシュを使うのであれば、刺激が少ない中性のものなど、子どもが使っても大丈夫か、確かめてから購入するようにして下さい。
子どもに対しても、手磨きが重要であることを教える必要があります。
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