Dr.千葉のブログ

妊婦·授乳中の方へ

投稿日:2019-08-23 更新日:

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千葉健太郎
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こんにちは、歯科医師の千葉です。

 

先日、授乳中の患者さんから、

「痛みはないが放っておいた虫歯がある。授乳中ではあるが治療したい」

旨の話をされました。

大きめの虫歯もあり、麻酔や服薬の必要性を話しました。

考えてみますとの事でしたが、同じように悩まれる方もいると多いと思いますので妊婦、授乳中の受診の注意事項を少しまとめておきます。

好ましい治療時期

安定期と言われる妊娠約5-7カ月に治療を受けることをお勧 めします。

妊娠2~3ヶ月(妊娠4~11週目)と妊娠8ヶ月以降(妊娠28週目以降)は応急処置がよいとされています。

ブライト君
妊娠中は歯茎が腫れやすいので、この時期に歯のクリーニングをすると新生児にとってもプラスに作用しますよ!

レントゲン

鉛入りの防護エプロンの着用口腔内に照射が限定される事により安全とされています。

最近のレントゲンはデジタル化されており、照射量もほんとに少なく、飛行機に乗っている方が被曝するという話もあるほどです。

局所麻酔

一般的に使用される局所麻酔は、注射した部位でほぼ分解されてしまうため胎児への影響はほぼないとされています

一部、麻酔薬に含まれるアドレナリンが血圧を上昇させ子宮にも影響を及ぼすという意見もありますが、歯科で使われる麻酔の量ではほぼ問題ないとされています。

治療の際は、麻酔が必要かどうかまず相談してみましょう!

妊娠中に抗生物質や鎮痛剤などの「飲み薬」が胎児に影響を及ぼすのは4~10週と言われています。

この期間であっても、抗生物質の場合はセフェム系であれば胎児に対する安全性は高いと言われています。

現在最も安全な痛み止めはカロナール(アセトアミノフェン)と言われています。催奇形成や機能障害等と関連しないとの疫学的調査があります。

妊娠全期を通じてボルタレン錠、妊娠末期のロキソニン錠は使用禁忌とされています。

〈授乳中〉

母乳に排泄される飲み薬の量は投与された量の1%前後と言われています。

したがって、投与された全量がそのまま母乳に排泄されるわけではないので、
抗生剤・鎮痛剤を服用しても問題はないとされています

5時間ほど時間をあけて、薬が体外へ排出されてからの授乳をおすすめしています。

 

母親が飲み薬を飲んでも、赤ちゃん(乳児)が生後3ヶ月を過ぎていれば、母乳の影響はほとんどないと言われています。

赤ちゃん(乳児)が生後3ヶ月未満の場合でも、母親が飲み薬を飲んでから5時間を過ぎれば母乳の影響はかなり少なくなるのでご安心下さい。

それでも心配な方は妊娠時と同じく、抗生物質ならセフェム系、鎮痛剤ならカロナールをお飲み下さい

受診の際の心がまえ

麻酔、薬共に使わないですむのであれば使用しない方がよいです。

2016.9.17 朝日新聞「続・元気のひけつ」
大阪大の仲野和彦教授による

母体にとって耐えがたい痛み、感染が懸念されるときなどは、最小限の使用が必要となることもあると思いますので、歯科医師とよく相談して処置をすすめていく事が肝心です。

 

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