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皆さんこんにちは。
トリートメントコーディネーターの福島です。
ニューイヤー駅伝や箱根駅伝などが始まると年が明けた実感が出てきて、無性に走りたくなってきます。
皆さんご存知かどうかわかりませんが、私はスポーツが好きで、今はランニングを週2~3走っています。
初心者の方や仲間などに教えながら走ることが多いのですが、一緒に走っている仲間が寒くなってきてからこういうことを言ってくるのです。
「寒いと歯が痛くなるんです」
実は寒くなると虫歯でもないのに歯が痛くなる人が出てくるのです。
そこで今回は、寒くなると歯がなぜ痛くなるかのお話をしていこうと思います。
寒いとなぜ歯が痛くなる?
気温が下がり寒くなることで歯が痛くなる原因は複数あります。
知覚過敏
寒くなると歯が痛くなる原因の一つに知覚過敏があります。
知覚過敏とは歯の表面にある一番硬い層のエナメル質が削れ、その下にある象牙質が露出することで神経にまで痛みやしみが伝わり、痛みやしみを感じることがあります。
知覚過敏になる原因は、かみ合わせが強いことで歯の根元が削れてしまうこと。
そして意外と思われるのが、歯磨きが強すぎることで歯の根元削ってしまうのです。
これを対処するには削れてしまった部分を埋めていくか、専用の薬を塗っていきます。
これは歯科医院でしか行うことが出来ません。
自宅で行う方法としては知覚過敏用の歯磨き粉を使用することです。
しかし、歯磨き粉での対処では穴を埋めることが出来ず、知覚を鈍らせることで知覚過敏が出てこないようにしているため、根本的な解決にはなりません。
一時的な対応としてはいいとは思いますが、長期的に見ると使用をやめてしまうとまた痛みやしみを感じてしまうので、歯科医院にでしっかり対処してもらってください。
歯のくいしばり
意外と思われる原因がこの歯のくいしばり。
実は1日で上の歯と下の歯がくっついている時間は20分以下なんです。
それ以外の時間では2mm~3mmくらいの隙間が空いています。
そして寒くなるときに多いのが、身体全体が寒くてギュっと力が入って無意識に食いしばってしまう、またはカチカチ歯を当ててしまうことです。
冬だけ朝起きると歯が痛くなることはありませんか。
冬の夜に寒さを耐えるために無意識に寝ている間に、長時間歯を食いしばっていることが原因です。
寝ている間の食いしばりを予防するためには、無意識で起こっている事なので、ナイトガードなどのマウスピースを使用するしか方法はありません。
副鼻腔炎
副鼻腔炎で歯がいたくなる?と思う方もいると思います。
上の歯の近くには副鼻腔炎で膿が溜まる上顎洞と呼ばれる空洞があります。
その上顎洞に膿が溜まり副鼻腔炎になることで圧力で近くにある歯が痛くなることがまれにあります。
歯医者に行っても虫歯もなく知覚過敏もなく…
それでも歯が痛い方はもしかしたら副鼻腔炎から来ているかもしれません。
とくに風邪やインフルエンザが流行るこの季節、気を付けた方がいいかもしれません。

フリー素材
まとめ
この様に寒いこの季節に歯が痛くなる原因はいくつかあります。
虫歯ではなくてもしっかり定期的にお口の中を検診することはとても大切です。
新浦安ブライト歯科では、歯科治療だけではなく、予防歯科にも力を入れています。
気になった方は、是非ニューコースト新浦安3階にある新浦安ブライト歯科までお越しください。
スタッフ一同笑顔でお待ちしております。
また、2月5日火曜日は、ニューコースト新浦安の施設点検日の為、休診となりますので、予めご了承ください。
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