こんばんは歯科医師の小野寺です。
歯医者さんで歯科治療を行うと結構な頻度で痛み止め(鎮痛剤)が処方される事があると思います。
確かに痛み止めを飲めば痛みがとれます。
しかし、まれに痛みが全然取れなかったりしたことありませんか?
それは痛み止めの種類が違うと効いたりする事がよくあります。
鎮痛剤とは
痛みを取り除いたり、または軽減するために用いる医薬品。
歯科でよく処方される鎮痛剤
1,アセトアミノフェン
正確な作用機序はまだ詳しくわかっていませんが脳内からの痛いという信号を止めることで痛み止めとして作用すると言われています。
アセトアミノフェンは鎮痛剤の中では比較的安全と言われていて小児の治療後等にもよく処方されます。
商品名カロナール
用量
小児の場合、体重×10mgを目安にして頂ければと思います。
(例え体重20kgなら20×10で200mgが一回量です。)
大人の場合
一回1000mgで日に4000mgまで服用可能です。
2,非ステロイド性抗炎症薬
非ステロイド性抗炎症薬は直接痛みがある部位(歯科であるならば歯を抜いた部分)に作用し、炎症を押さえ痛みも止めます。
副作用はアセトアミノフェンよりも強く
・消化管潰瘍
・腎不全
・アレルギー反応
等が挙げられます。
出来れば服用される前にお食事をされた方がいいと思います。
商品名ロキソニン
用量(小児にはあまり処方されません)
一回60mg~120mg
一回服用したら最低6時間あけてもらいます。
薬にも色々あり作用する部位が違うのでロキソニンが効かなければカロナールを処方してみたりしています。
参考にしてみてください。
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