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知ってました?口の中から見る熱中症

投稿日:2018-07-31 更新日:

こんにちは。歯科医師のニレイです。

台風が過ぎ去ったと思ったらまたジリジリと暑い日々が続いておりますが、皆さんお元気でしょうか?

この時期テレビやニュースなどで頻繁にあげられている「熱中症」について。

いまや熱中症で救急搬送される方は2万人を超え、

連日救急車があちらこちらに出動しているのを見かけます。

搬送患者の死亡数も過去最多の65人となっており、油断ならない夏となりそうです。

 

そんな熱中症ですが、口の中からある程度診断できることをご存知でしょうか?

口の渇きやめまい、立ちくらみがしたら要注意!

わたしたちの身体の体液が約3〜5%(50kgの人で1.5〜2.5kg)減少すると、

口の渇きを覚えてきます。

これは熱中症の初期症状であり、この時点で水分補給をすることが望ましいです。

この状態を放置して、中等度の熱中症(体液が約6〜9%(50kgの人で3.0〜4.5kg)減少)すると、頭痛や嘔吐、悪心などの症状が出てきます。

さらにこのまま放っておくと重度の熱中症(体液10%以上(50kgの人で5.0kg以上)減少)にかかり、意識障害やけいれんなどの中枢神経障害が生じてきます。

この状態に陥ってしまったら生命の危険があるため、救急搬送が必要になります。

いち早く自分の状態を把握するためにも、このような症状が出ることを覚えておくと良いでしょう。

症状に気づきにくい"かくれ脱水"について

上記のように身体が何らかのサインを出してくれれば対処しやすいのですが、

まだ身体機能がうまく整っていない子どもたちや、感覚機能が低下しているお年寄りの方だと"かくれ脱水"の状態になっていることも考えられます。

夏になると夏バテになり、疲れやすくなったり、食欲が落ちたりする人もいます。

そういった夏バテの背景には"かくれ脱水"が潜んでいるケースも考えられます。

汗を掻くことにより体液が減ったり、食欲が落ちたりして水分を取らずに体液が減ると消化管への血流も不足します。

その結果消化吸収がスムーズに進まなくなり、栄養素が取れなくなり、疲れやすくなります。

そして消化器の血液量が減ると食欲も減退し、食が細くなるとさらに栄養素が足りなくなります。

食べ物から水分と電解質が摂れにくくなるので、体液が減って一層脱水症に近づくという悪循環に陥るのです。

「かくれ脱水」にご注意! | かくれ脱水JOURNAL

"かくれ脱水"発見には舌を見る?確認したい4項目

それではこの症状の出にくい"かくれ脱水"を発見するにはどうしたら良いのでしょうか?

神奈川県立保健福祉大学大学院看護領域臨床教授の谷口英喜先生は以下の4項目について確認してほしいとのことです。

①舌を見せてもらう→乾いていたら疑わしい
「脱水状態になると口の中のつばが減少し、舌の表面も乾いてきます」

②握手してみる→手が冷たければ疑わしい
「脱水状態になると、血液は生きていく上で重要な臓器に集まります。そのため、手足等には血液が行かず冷たくなります」

③皮膚をつまんでみる→皮膚がつままれた形から3秒以上戻らなかったら疑わしい
「皮膚には、水分がたくさん含まれていて弾力性がありますが、脱水状態では水分が減り、 弾力性もなくなります」

④親指の爪の先を押してみる→赤みが戻るまでに3秒以上かかると疑わしい
「指先は血管が細いので変化が出やすい部分です」

 

いかがでしたでしょうか?まだまだ7月も終わったばかりで、暑さのピークはこれからのような気配を感じます。

以上の注意点や確認項目を踏まえた上で、安全かつ楽しく夏を乗り切っていきましょう!

 

 

References:梅雨明けから要注意!「かくれ脱水」4つのチェックと対策方法

 

 

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