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シュガーレスの飲み物でもむし歯になるの?

投稿日:2018-01-14 更新日:

こんにちは。歯科医師のニレイです。

お正月休みに友人と会った時に、「歯の健康のためにシュガーレスの飲みものを選ぶようにしている」と言われました。

確かに最近では健康に気を使ってか、砂糖不使用、カロリーゼロといった製品が多くなってきています。

てすと

シュガーレスといえばこの2つ・・・? 引用元

むし歯菌は砂糖に含まれているスクロースを分解し、酸を作ることにより歯を溶かします。

それではシュガーレスと書いてある飲みものは歯にとって安全なのでしょうか?

シュガーレスの飲み物でもむし歯になる?

メルボルン大学口腔健康共同研究センターの研究者たちは、シュガーレスの飲み物も歯のエナメル質を傷つける事に注意を呼びかけています。

同センターでは、ソフトドリンクやスポーツドリンクを含む23種類の飲み物を調査した結果、

酸性の飲み物(炭酸飲料)やpH(※1)の低い飲み物は、シュガーレスと表示があっても歯を溶かしてしまいました。

 (※1) 「pH」・・・ペーハー。溶液の酸性・アルカリ性を示す値。数値の7を中性として、それよりも低い場合は酸性、高い場合はアルカリ性になる。

砂糖を減らせばむし歯にならないんじゃないの・・・?

研究センターのエリック・レイノルド名誉教授は次のように述べています。

「多くの人はむし歯のリスクを避けるために砂糖の摂取量を減らしていますが、酸性の食べものや飲みものはそれらと同等に歯のエナメル質を溶かしてしまうことに気づいていません。」

「症状の初めは固いエナメル質の表面をはぎ取っていくだけですが、重症化するとその内側にある象牙質まで侵入してくることになります。」

症状が軽いうちは歯の再石灰化をうながすために歯医者さんで不足したミネラルを取ると良いですが、深刻なダメージを受けてしまった時は詰めたり被せたりする必要があります。

実験では、

  • ほとんどの飲料水やスポーツドリンクは歯のエナメル質を30-50%ほど溶かしてしまう。
  • 砂糖が入っている、入っていないにかかわらず、どちらのグループも歯を溶かしてしまう。
  • カルシウムが入っているスポーツドリンクでさえも同様に歯を溶かしてしまう。

ことがわかりました。

飲みものを選ぶときの注意点!

同研究センターでは、私たち消費者がお口の健康に気をつけながら食品を選ぶときの注意点をまとめました。

Viscious-Speed / Pixabay

まず始めに「シュガーレス」の表示に飛びつかないこと。

「歯に優しい(Toothfriendly)」と書いてあっても、歯にダメージを与える食品が見つかったからです。

次にクエン酸やリン酸のような歯を溶かす食品添加物が入っているかを確認してください。

常に何かしらの水分補給をする人はソフトドリンクやスポーツドリンクばかり飲むことをやめて、歯の再石灰化をうながすためにミネラルウォーターを飲むと良いでしょう。

もし酸性の食べ物や飲みものをとってしまったら、すぐに歯を磨かず水でうがいをして約一時間後に歯みがきをおこなってください。

いちばん重要なのは定期的に歯医者さんで健診を受けることです。

 

まとめ

いかがでしょうか?

すべての食品には内容物の表示が義務付けられています。

せっかくなのでこれを機会にチェックしてみて、お口の健康に役立ててみてください。

 

 

定期的な歯の健康診断をご希望の方はこちらもチェック!!

 

▼外部リンク

Is sugar-free still bad for teeth?

 

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